−株式投資の基礎(2)−
| 銘柄選びはどうするのか? トレード期間はどうするのか? 一般的な方法を紹介します。 |
| 銘柄選びとトレード期間 | |
株を買う場合、自分の好きな会社の株を買おうと思っている人が多いと思います。 もちろんそれは間違いではありませんし、嫌いな会社の株を買う必要はありません。 しかし、ただ好きな会社の株を買い続けていても投資効率は上がりません。 バリュー株にしろグロース株にしろ、買いたい銘柄をいくつかピックアップし、対象銘柄の株価位置や財務内容などをよく調べ、短期投資でいくのか長期投資でいくのか、損益確定ラインはどのくらいに設定するのか、といったことをあらかじめ決めておく方が得策だといえます。 そのようなときに役に立つのが、各種指標による分析(ファンダメンタルズ分析)やチャートによる分析(テクニカル分析)です。 各種指標は、株価が割高なのか割安なのかを知る目安になります。 チャートは、投資家の心理や株価のトレンドを知る目安になります。 短期投資の場合、ファンダメンタルズ分析は参考程度で、テクニカル分析や相場観のような心理的経験的要因が重要となります。 長期投資の場合、両方とも使えますが、特にファンダメンタルズ分析は長期でこそその威力を発揮するので重要になってきます。 銘柄選びの際、各種指標やチャートから銘柄を絞っていくのもひとつの手だといえます。 以下に簡単ではありますが各種指標とチャートに触れておきます。 |
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| 主な指標(ファンダメンタルズ分析) | |
PER(Price Earnings Ratio)=株価÷1株当たりの利益 PERは、株価と企業の収益力とを比較することによって、株式の投資価値を判断する際に使われ、株価収益率と呼ばれています。 PBR(Price Book-value Ratio)=株価÷1株当たりの純資産 PBRは、株式の時価総額が株式資本(会計上の解散価値)の何倍であるかを示すもので、株価純資産倍率と呼ばれています。 ROE(Return On Equity)=1株当たりの利益÷1株当たりの純資産 ROEは、企業の自己資本に対する当期利益が、発行済み株式に対してどのくらいなのかを示すもので、株主資本利益率と呼ばれています。 投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのかという点に注目した指標です。 株主資本比率=株主資本÷総資本×100(%) 株主資本比率とは、企業が事業に使っている総資産のうち、株主が出資した資本や資本金をもとにその後の事業活動により生み出された利益(内部留保)が占める比率のことです。 もちろん高いほうが良いです。 株主資本比率は、企業の財務内容の健全性を測る有力な指標です。 有利子負債の額 銀行などから借りた借入金のほか、社債の発行などで市場から調達した資金の償還額など、金利をつけて返済しなければならない債務のことです。 もちろん少ないほうが良いです。 有利子負債の残高は、企業の財務内容の健全性を測る有力な指標です。 配当利回り=1株当たりの配当金÷株価×100(%) 配当利回りは、1株当たりの配当が、株価の何%に相当するかを見る指標です。 現在の低金利の下では、銀行に預けるよりはるかに利回りの良い銘柄がたくさんあります。 売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100(%) 企業本来の営業活動による収益力を示す指標です。 過去からの利益率の変化や業種平均と比較して利用します。 売上高経常利益率=経常利益÷売上高×100(%) 営業利益ではなく、経常利益と売上高との比率によって、企業本来の営業活動と付随的な営業活動を合わせた企業の収益力を示す指標です。 |
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| 主な指標(テクニカル分析) | |
ローソク足(チャート) チャートの基本といえばこれ。 4本値(始値、高値、安値、終値)で構成され、始値と終値をローソクのような形でつなぎ、始値より終値が高ければ白塗り、安ければ黒塗りにし、さらに高値と安値を棒線でつないで1本のローソク足の完成となります。 ローソク足は、1日単位の4本値なら日足、週単位なら週足、月単位なら月足となります。 このローソク足を一定期間並べたものが、かの有名なローソク足チャートです。 移動平均線 移動平均線とは、終値の平均値を線でつないだもので、例えば25日移動平均線なら、直近25日間の終値を足して25で割ったものを線でつないで完成となります。 5日、25日、75日、200日あたりがよく使われています。 ローソク足チャートと組み合わせて使うことが一般的です。 出来高 出来高とは、当該銘柄における売買成立株数のことです。 基本的には株価が上昇する過程で出来高は増加し、株価が下落し底値近辺で推移し始めると出来高は減少します。 銘柄によりベースとなる出来高がまったく違うので、出来高そのものではなくその増減に注目すべきです。 これもローソク足チャートや移動平均線と組み合わせて使うことが一般的です。 これらはテクニカル分析において、基本中の基本であり、それだけに重要でもあります。 まずはこれらを確実に理解し、使いこなせるようになるべきです。 テクニカル分析には他に一目均衡表、ボリンジャーバンド、RSIなど、多くの方法があります。 |
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| 詳しく勉強するために | |
ここまで簡単に株式投資の基礎を書いてきましたが、もっと詳しく勉強したい方におすすめの書籍やサイトを紹介しておきます。 |
| 書籍名・著者 | 内容 |
| これだけは知っておきたい株の基本 (日本経済新聞社編) |
株式投資の基本中の基本が書かれています。 まったくの初心者の方におすすめです。 |
| ウォール街のランダム・ウォーカー (バートン・マルキール) |
株式投資初心者にも理解しやすい内容で、株式投資の入門書としては秀逸です。 |
| マネーマスターズ列伝 (ジョン・トレイン) |
株式相場の世界で卓越した成績を残した大投資家たちの投資法や人間性などが書かれていて、勉強になります。 |
| バフェットの銘柄選択術 (ウォーレン・バフェット) |
バフェットの銘柄選択基準が分かりやすく書かれています。バリュー株投資に興味のある方にはおすすめです。 |
| サイト名 | 内容 |
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